
どもっ、メロです!
我が家には2023年5月生まれの双子の女の子がいます。
ぼくは生後11ヶ月の保育園入園日まで育児休業を取得した育休パパ。
毎日『ぴよログ』のアプリでミルク量や睡眠時間、夫婦での気づきや学びを記録し続けて3年以上が経ちました。
パパの実体験を軸にしていますが、双子を迎えるすべてのママ・パパ・パートナーに向けて書いています。
双子妊娠がわかったとき、ぶっちゃけ喜びより先に不安が大きかったのが本音です。「初めての子育てが双子?お金は??家のスペースは??これからやっていける??」って。
当時は焦ってネットを検索しても、双子準備について体系的にまとまった記事がほとんどありませんでした。だから今回、自分の経験すべてを書いていきます!
この記事を読めば、双子出産までに何をしておけばいいのか全体像がはっきりわかりますよ!
この記事の目的は、双子のママパパになるあなたが、出産を迎える前に「これだけやっておけば大丈夫」と思えるようにすることです。
妊娠判明から、手続き、買うもの、入院・NICU、家のセッティング、サポート体制、お金、メンタル準備まで、ぼくが11ヶ月間の育休で実際にやって良かったこと全部を時系列で書き残しますので、ぜひ参考にしてみてください!
📚 目次(タップで開く)
それではいきましょう!
結論:双子の出産準備は、この8ステップでOK
まず結論から。双子の出産準備でやることは、突き詰めるとこの8つです。
| ステップ | やること | 詳しくは |
|---|---|---|
| 1 | 病院・職場・夫婦会議のスタートダッシュ | 第1章 |
| 2 | 手続き・申請を時系列で片付ける | 第2章 |
| 3 | 入院・出産・NICUの心構えを持つ | 第3章 |
| 4 | 買うものを揃える(めっちゃ多い...) | 第4章 |
| 5 | 家・車をセッティングする | 第5章 |
| 6 | サポート体制を作る【一番大事】 | 第6章 |
| 7 | お金と「もらえる制度」を把握する | 第7章 |
| 8 | 夫婦のメンタルを準備する | 第8章 |
ぜんぶ一気にやる必要はありません。上から順に、できることからで大丈夫です。
もし時間がなくて1章しか読めないなら、第6章「サポート体制」だけは読んでください。産後に孤立しないための、いちばん大切な準備だからです。
第1章|双子妊娠が分かったらすぐやること
まずは妊娠判明直後の話から。ここでの動き出しが、その後の安心感を大きく左右します。
そもそも、双子妊娠が分かった日は誰でもパニックになる
最初の検診で「1人ですね」と言われていたのに、2回目の検診で先生が一言。
「2人いるわ!」
え、まじで?って固まりました。喜びより先に頭をよぎったのは、「お金、やっていけるかな」でした。
これ、双子妊娠が判明した親がほぼ全員通る道だと思います。みなさんもきっと同じ気持ちなんじゃないでしょうか。でも大丈夫、ぼくも同じでした。
すぐ動くべき5つのこと
双子妊娠が判明したら、なるべく早く動き出してください。
| やること | なぜ重要か | |
|---|---|---|
| ① | 分娩施設・医療体制を主治医に確認する | 妊娠経過に合った分娩先と新生児医療の連携を早めに把握する |
| ② | 職場に報告する | 双子は早産率が高く、産休が前倒しになる可能性あり |
| ③ | 夫婦で本気の話し合いをする | お金・育休・将来の働き方をすり合わせる |
| ④ | パパは検診にできる限り一緒に行く | 一番不安なママに寄り添える |
| ⑤ | 自治体の多胎児支援・コミュニティを調べる | 知らないと使えない制度がたくさんある |
ひとつずつ解説していきますね。
①分娩施設を主治医に確認する
ぼくらは双子と分かった瞬間に、最初に通っていた産婦人科から総合病院に紹介されました。
「双子妊娠なので、分娩や赤ちゃんのケアに備えられる病院で診てもらいましょう」
総合病院では双子出産の経験が多い先生が担当してくれました。これが本当に良くて、精神的にすごく安心できたんです。
②職場に報告する
双子は早産になりやすいので、予定より早く産休に入る可能性があります。だからこそ、職場への報告は早めがおすすめです。
ぼくの職場では、男性で長期の育休を取った人はいませんでした。
でも「双子という特別な環境をもらえた」と考えて、喜んで11ヶ月の育休を取らせてもらいました。
育休をどれくらい取るかは、次の「夫婦の話し合い」とセットで決めていくのがおすすめですよ。
③夫婦で本気の話し合いをする(我が家は10回以上)
ぼくと妻が、出産前に何度も話し合ったテーマはこちら👇
- お金:出産費用、育休中の収入、住居、将来の教育費
- 育休期間:ぼくの育休をどれくらい取るか
- 復帰後の働き方:時短は誰が取るか、保育園の送迎は誰がするか
- 名前:双子だから2人分。我が家は「花」をイメージして揃えました!
この夫婦会議があったから、双子育児への価値観のすり合わせができたと心から思っています。
ぼくらは出産前に10回以上は本気で話し合いました。回数に正解はありませんが、産後に困ってからではなく、妊娠中から少しずつすり合わせておくと安心です。
④パパは検診にできる限り一緒に行く
妊娠中はとにかく心配でした。
双子は流産の可能性が一般的な妊娠より高いと言われています。一般的な妊娠でも、心拍確認後の流産率は約3〜5%。その中でも妊娠初期、特に「9週の壁」は本当に怖い時期です。
ぼくは可能な限り妊婦健診へ付き添い、無理な時はすぐに結果を連絡してもらっていました。
これから双子パパになる方に伝えたいのは、妊娠中、できる限り検診に一緒に行ってください。一番不安なのはもちろんママ。寄り添い、不安や喜びを共有することで、夫婦関係もきっと素晴らしいものになりますよ。
⑤自治体の多胎児支援・コミュニティを調べる
双子家庭には、自治体の支援制度があります。しかも、自分から調べないと誰も教えてくれません。
さらに、同じ双子の親とつながれるコミュニティも、情報源としても心の支えとしても本当に大きな存在です。
どちらも詳しくは後の章で書いていきますね。
🔗 関連記事:双子妊娠が分かった日にやることリスト【準備中】
第2章|手続き・申請の時系列マップ

双子家庭は手続きがほぼ2倍。一覧にして時系列で進めましょう。
妊娠中にやる手続き
| 時期 | 手続き | ポイント |
|---|---|---|
| 妊娠判明後すぐ | 妊娠届・母子手帳の交付 | 多胎時の交付方法は自治体窓口で確認 |
| 妊娠5ヶ月頃 | 妊婦健診助成券の確認 | 双子は健診頻度が多い |
| 妊娠6〜7ヶ月 | 自治体の多胎児支援制度を調査 | タクシー券・訪問サポートなど |
| 妊娠後期 | 産前産後休業の手続き | 会社経由 |
| 妊娠後期 | 育児休業の申請 | パパも対象 |
| 妊娠後期 | ファミサポ・ベビーシッターの事前登録 | 産後すぐ使えるように |
出産後すぐにやる手続き
| 時期 | 手続き | 期限 |
|---|---|---|
| 出生後14日以内 | 出生届 | 必須 |
| 出生後すぐ | 健康保険の加入 | 各健保による |
| 出生前〜退院時 | 出産育児一時金の支払方法確認 | 双子は胎児数分。直接支払制度の利用可否を確認 |
| 出生後すぐ | 児童手当の申請 | 原則、出生翌日から15日以内 |
| 出生後すぐ | 乳幼児医療費助成 | 自治体による |
| 入院中(必要なら) | 未熟児養育医療制度 | 病院と自治体窓口へ早めに相談 |
自治体の多胎児支援は「知らないと損」
ここ、めちゃくちゃ大事です。自治体には双子・三つ子の家庭だけが使える支援制度があります。
しかも、自分から調べて申し込まないと誰も教えてくれません。母子手帳をもらう時に説明があればラッキー、くらいに思っておいてください。
参考までに、ぼくの住んでいる自治体にはこんな制度がありました。
1時間500円でプロが家に来て、家事も育児もやってくれる。これを知らずに使わないのは、正直もったいなさすぎます。
我が家で使った「未熟児養育医療制度」とは
我が家の長女は心臓の管が閉まらない症状で、NICUに2週間入院しました。そこで使ったのが未熟児養育医療制度。
- 対象:出生体重2,000g以下、または医師の判断で養育医療が必要な未熟児
- 内容:入院・治療費の医療費が助成される(自己負担軽減)
- 申請:入院中に、病院の医療ソーシャルワーカーまたは自治体窓口へ早めに確認
- 窓口:お住まいの市区町村の児童家庭課・保健福祉センター
出産育児一時金は「双子は2人分」
これ、知らないと損する大事な話。
出産育児一時金は、原則として子ども1人につき50万円。双子なら胎児数分が支給対象です。なお、出産施設の条件などにより金額が異なる場合があるため、加入している保険者と病院に確認してください。
多くの病院では、請求額から直接引いてもらえる「直接支払制度」が使えます。利用の有無や差額申請が必要かどうかは、加入している保険者と病院で確認してください。
(制度情報は2026年8月時点。最新の条件は厚生労働省の出産育児一時金案内と加入保険者の案内を確認してください)
🔗 関連記事:双子家庭の手続き完全マニュアル【準備中】
第3章|入院・出産・NICUの心構え
ここからは、我が家が実際に経験した出産当日とNICUでの2週間の話です。
モノの準備と違って「心の準備」は後回しにしがちですが、先に知っておくだけで、いざという時の不安がぐっと減りますよ。
出産:我が家は予定帝王切開でした
双子の出産方法は、病院によって予定帝王切開が選択されることが多いです。
「お腹の中の1日は、外の5日」
産科医からよく聞く言葉です。
お腹の中で1日でも長く成長してくれることが、赤ちゃんの将来に直結するんです。だから出産直前まで、「もう1日、お腹の中で大きくなってくれ!!」と毎日願っていました。
予定帝王切開の日、ぼくは仕事を休んで病室の外で待機していました。1時間ほどで終わって、「え?もう終わったの?」というのが本音。
個人的な意見ですが、双子の普通分娩で母子の命を心配し続けるよりも、帝王切開のほうが安心できるなぁと思いました。妻のお腹には傷が残るけれど、それは家族みんなで守るべき勲章です。
出産直後:感謝が溢れ出た瞬間
赤ちゃん2人が無事に生まれたとき、ぼくがまず思ったのは「元気に生まれてきてくれてありがとう」。そして妻が生きていてくれたことへの感謝でした。
「ほんまによく頑張った、ありがとう!!」
そう声をかけた瞬間を、今でも鮮明に思い出せます。妻と何度も話し合ってきたので、この瞬間は不安なんて1ミリもなく、ただただ感謝しかありませんでした。
入院中:NICU入院の可能性を知っておく
我が家の双子は2人ともNICUへ。出産した病院では、「体重2,500g未満の赤ちゃんはNICUに入る」という運用でした。双胎妊娠では早産などのリスクに注意して管理されるため、NICU・GCUへの入院、面会、搾乳、退院時期について事前に病院へ聞いておくと安心です。
- 2人とも黄疸の処理
- 長女は心臓の管が閉まっていなくて経過観察
長女の心臓の話を聞いた時は本当に怖かったです。。。代わってあげられるなら、いくらでも代わりたい。だから「どうか神様、なんとか長女を助けてください」そう願う毎日でした……。
そして2週間後、看護師さんから連絡が。
「心臓の管、無事に閉まりました。退院できますよ!」
その瞬間、ぼくは文字通り嬉しくて泣き崩れました。今思い返しても、人生で一番ホッとした瞬間です。
NICU期間中:親にできることは必ずある
我が家の双子が生まれたのはコロナの時期だったので、NICUの面会は1日1時間限定。
妻は産後1週間で先に退院。そこから、夫婦で毎日NICUに通いました。
その限られた1時間で、ぼくらがやったことはこれ👇
- 自宅で搾乳した母乳を凍らせて届ける
- 看護師さんがその母乳を赤ちゃんにあげてくれる
- 沐浴・おむつ替えの練習
- 寝顔を見て、声をかける
1時間なんて一瞬で。家に帰ると、また搾乳。妻は4ヶ月近く搾乳を続けてくれて、休まる暇がなかったと思います。本当にすごい。だからこそ、パパは走り回るべし!!
退院日:ここから本当の育児が始まる
退院当日の朝。
5月末で気温も過ごしやすい一日でした。喜びが大きすぎて、「やっと娘たちが我が家に来るのか!」とドキドキ、ワクワク。
ただ、車のチャイルドシートに乗せる時はめちゃくちゃ緊張しました。新生児だからふにゃふにゃで、傷つけないか、衝撃で骨折とかしないか、めちゃくちゃ慎重でした(笑)
そしてその日から、睡眠不足で妻とともに鬱になりかける地獄の1ヶ月が始まるのでした……。
🔗 関連記事:双子のNICU体験記【準備中】
第4章|買うものリスト

ここは別記事で詳細に書いていくので、この章ではザックリまとめだけ書きますね。
なお、これから紹介するのはあくまで我が家の一例です。家の広さも、里帰りの有無も、家族の助けを借りられるかも、ご家庭によって全然違いますよね。
「そういう選択もあるんだな」くらいの感覚で、必要なものだけ取り入れてください!
買っておくべきカテゴリ6つ
| カテゴリ | 双子家庭の目安 |
|---|---|
| ベビー服・肌着 | 短肌着12枚、コンビ肌着8枚、2WAYオール6枚 |
| 授乳・ミルク | 哺乳瓶8本、乳首S/M、授乳クッション2個 |
| ねんね・寝具 | ベビー布団2セット、防水シーツ |
| おむつ・お風呂 | 新生児用おむつ5袋、お尻拭き10個以上、ベビーバス、つめ切り |
| お出かけ | チャイルドシート2台、双子用ベビーカー、抱っこ紐2つ |
| 家電・サービス | 洗濯乾燥機、食洗機、Amazonプライム |
双子ならではの最重要ポイント3つ
🔗 関連記事:双子の買うものリスト完全版【準備中】
第5章|家・環境のセッティング

意外と見落とされがちな「家の準備」。双子は人数が多い分、家のスペースと移動手段が育児のしやすさを左右します。
やっておくことは、この3つです。
我が家が実際にどう動いたか、1つずつ書いていきますね。
①部屋のスペースを確保する(我が家は生後5ヶ月で引越し)
双子が生まれて約5ヶ月後、ぼくらは2LDK → 3LDKに引っ越しました。
幸い、同じマンション内に空きが出たので引っ越し作業はラクでしたが、それでも0歳双子の引っ越しはめちゃくちゃ大変。引っ越し作業の日はベビーシッターを6時間雇って、その間に夫婦で荷物を移しました。
家の広さは、双子家庭にとって家事と育児の効率に直結します。出産前にスペース確保の検討をしておくと安心ですよ。
②車を見直す(我が家はシエンタへ買い替え)
我が家はトヨタの「ライズ」に乗っていたのですが、双子が分かってすぐにシエンタに買い替えました。
理由は以下の2つ。
- チャイルドシートを横並びで設置できる
- スライドドア(抱っこしながらの乗り降りはスライド必須)
結果、これは本当に正解でした。
🔗 関連記事:双子家庭の車選び【準備中】
③家族に手伝ってもらう日を決めておく
我が家は特に新生児期、定期的に妻の母が手伝いに来てくれて本当に救われました。
実家・義実家の協力がある方は、出産前に「いつ来てもらうか」「何を手伝ってもらうか」を相談しておくとお互いラクです。
ただ、頼れる人が近くにいない場合もありますよね。次の章で「外部のサポート」について書いていきます!
🔗 関連記事:双子・生後5ヶ月の引越し記録【準備中】
第6章|サポート体制の構築【一番大事】

この章は、命に関わる話なので絶対に飛ばさず読んでください。
サポートが必要な理由は「産後うつ」と「孤独」
産後うつは、日本では妊産婦の約10人に1人と言われています。また、国立成育医療研究センターによる2015〜2016年の人口動態統計分析では、産後1年未満の女性の死亡について自殺が大きな課題として示されています。重い話ですが、早めに助けを借りることが本当に大切です。
出典:国立成育医療研究センター「人口動態統計(死亡・出生・死産)から見る妊娠中・産後の死亡の現状」
これはママだけの話ではありません。産後うつは、パパにも起こります。
双子家庭は、単胎児家庭よりも以下の点が重くのしかかります。
- 慢性的な睡眠不足
- 夫婦の限界を超えた家事・育児負担
- 経済的不安
これは綺麗事じゃない、現実です。
一番のサポートは「家から出ること」(我が家は生後半年で後悔)
我が家は、生後半年くらいに初めて地域の遊び場開放に行きました。
その時の気持ちを今でも覚えています。
他の人と喋るだけで、こんなに気分転換になるのか...!
もっと早く行けばよかった、と本気で後悔しました。
新生児期、ぼくらは完全に閉じこもっていました。「外に出る元気がない」「他人と話す気力がない」状態。でも、勇気を出して一度外に出ると、世界の見え方が変わるんです。
今すぐ登録しておきたい5つのサポート
これから双子のパパになるあなたに伝えたい。出産前に必ず調べておいてくださいね!
| # | サポート | 役割 |
|---|---|---|
| 1 | ファミサポ | 急な用事の時に有償で預けられる |
| 2 | ベビーシッター・訪問サポート | 自宅で見てもらえる(我が家は3回利用) |
| 3 | 自治体の地域拠点(児童館・遊び場開放) | 親同士の交流の場 |
| 4 | 双子サークル・SNSコミュニティ | 同じ境遇の仲間と話せる |
| 5 | 産後ケア事業(自治体) | 産院でのデイケア・宿泊ケア |
ぼくらは退院後、自治体の訪問サポートを3回使いました。プロが家に来てくれて、双子のことを相談できるのは本当にありがたかったです。
SOS駆け込み先リスト【保存版】
🔗 関連記事:双子家庭が今すぐ登録すべきSOS駆け込み先一覧【準備中】
第7章|お金の準備
結論から言うと、我が家の出産準備にかかったお金は約48万円でした。
正直、高いです。なにせ全部2人分ですからね……。
ただ、子どもの人数に応じて受けられる制度もあります。対象・金額・申請先は制度ごとに違うため、早めに確認しておきましょう。
我が家が実際に使った金額と、双子だからもらえる制度を、両方まるっと公開しますね!
我が家の出産準備にかかった金額
| カテゴリ | 我が家の出費 |
|---|---|
| ベビー服・肌着 | 約3万円 |
| 授乳・ミルクグッズ | 約5万円 |
| ねんね・寝具 | 約8万円 |
| お風呂・お手入れ | 約2万円 |
| お出かけグッズ | 約30万円(ベビーカー+チャイルドシート2台) |
| 合計 | 約48万円 |
これは「準備にかかったお金」だけ。出産費用、引越し、車買い替えを含めると100万円単位で増えます。
双子は「人数分の制度」もある
双子家庭では、子どもの人数に応じて対象になる制度があります。ただし、支給額や所得・年齢要件、自治体独自の助成は制度ごとに異なります。
| 制度 | 双子の場合 |
|---|---|
| 出産育児一時金 | 原則1人50万円。双子は胎児数分(施設などにより例外あり) |
| 児童手当 | 児童ごとに対象。出生翌日から15日以内を目安に申請 |
| 乳幼児医療費助成 | 1人ずつ対象 |
| 未熟児養育医療制度 | 該当すれば申請可能(2人分) |
| 自治体の多胎児支援補助金 | 自治体によって異なる |
ぼくらの自治体では、産後の訪問サポートや多胎児向けの補助など、知らないと使えない制度が複数ありました。
児童手当は原則として申請した月の翌月分から支給され、出生日が月末に近い場合には15日特例があります。申請先・必要書類は、こども家庭庁の案内とお住まいの市区町村で確認してください。
🔗 関連記事:双子育児にかかった費用全公開・1年目編【準備中】
第8章|双子パパ・ママのメンタル準備
最後は、心の準備の話です。
ここはきれいごと抜きで、正直に書きますね。
双子のメンタル準備でやることは、この3つだけです。
この3つを知っているかどうかで、新生児期の踏ん張り方がまるっと変わりますよ。
①最初の1ヶ月は、しんどくなることを知っておく
正直に書きます。
新生児期の双子育児、ぼくらは病みかけました。
24時間関係なくミルクを欲しがる赤ちゃんが2人。しかも、1人寝たと思ったらもう1人が泣く。永遠にミルクをあげているような感覚で、夫婦で寝れる時間はソファで気絶する1時間程度。
「これ、いつ終わる?ほんまに終わる?終わらんかったら親が死ぬで?」
これ、本気で病んでた時のぼくの心の声です。
そして衝撃の事実。
正直、0〜1ヶ月は娘たちを可愛いと思った記憶がない。
今でも妻と「あの時は暗黒期やったな」「もう2度と戻りたくない」と話しています。
これ、いま「不安」「怖い」と感じている方には正直すぎて辛い情報かもしれません。でも、隠したくない。なぜなら、この現実を知っていれば「これが正常」と思えるから。
「我が子を可愛いと思えない」自分を責めないでください。そう感じるほど余裕がなくなることは、決して珍しくありません。つらさが続く時は、パートナー・家族・自治体・医療機関へ早めに頼ってください。
②ひとりで抱えず、少しずつ状況を変えていく
ぼくらは生後1ヶ月でネントレを始めました。妻と「このままじゃ親が壊れる」と判断したから。
ネントレを少しずつ続けて、3〜4ヶ月目から娘たちがまとまって寝てくれるようになり、ぼくらも立ち直れました。
③パパは「初めて」を妻より先にやる
ぼくが一番伝えたいパパへのメッセージです。
母乳以外の育児・家事・調整は、パパが先回りして担う。
具体的には、「初めて」を妻より先にやることです。
- 沐浴
- 爪切り
- ゲップ
- 寝かしつけ
- おむつ替え
これらはパパも全部できます。パートナーより先に1人でできるようになっておけば、ワンオペでも安心して任せてもらえるんです。
母乳以外の育児・家事・調整は、パパもすべて担えます。パートナーが休める時間を作るために、率先して「初めて」を担当してください。これは双子パパの大切な役割です。
🔗 関連記事:双子パパが伝えたい「初めてを先にやる」のススメ【準備中】
まとめ:双子の出産準備チェックリスト
長くなりましたが、最後に全アイテムをチェックリストでまとめます。
スマホに保存して、出産までに1つずつ消していってくださいね!
妊娠初期〜中期にやること
- ☐ 主治医に、分娩施設・緊急時・新生児医療の体制を確認
- ☐ 職場への報告・産休育休の相談
- ☐ 妊娠届・母子手帳交付(多胎時の交付方法を自治体で確認)
- ☐ 自治体の多胎児支援を調べる(保健センターに電話が一番早い)
- ☐ 夫婦会議スタート(10回は話す)
- ☐ 双子コミュニティを探す
妊娠後期にやること
- ☐ ファミサポ・ベビーシッター事前登録
- ☐ 入院バッグの準備
- ☐ 産休手続き
- ☐ 育休手続き
- ☐ 引越し・部屋セッティング
- ☐ 車の検討(必要なら買い替え)
- ☐ ベビーグッズの購入(前述リスト参照)
出産後すぐにやること
- ☐ 出生届(14日以内)
- ☐ 健康保険加入
- ☐ 出産育児一時金(直接支払制度・差額申請の要否を確認)
- ☐ 児童手当申請(原則、出生翌日から15日以内)
- ☐ 乳幼児医療費助成
- ☐ 未熟児養育医療制度(該当者のみ・病院と自治体へ早めに相談)
- ☐ 自治体の多胎児支援申請
物品(買うものリスト)
詳細は別記事「双子の買うものリスト完全版」にまとめます【準備中】。あくまで我が家の一例なので、必要なものだけ取り入れてくださいね。
- ☐ ベビー服・肌着 一式
- ☐ 哺乳瓶 8本+粉ミルク+授乳クッション2個
- ☐ ベビー布団 2セット+完全遮光カーテン
- ☐ おむつ・お風呂用品
- ☐ チャイルドシート 2台(退院日マスト)
- ☐ 抱っこ紐 2つ
- ☐ 洗濯乾燥機・食洗機・Amazonプライム
SOS駆け込み先(スマホに保存)
- ☐ よりそいホットライン:0120-279-338
- ☐ 自治体の妊産婦相談センター
- ☐ JpMBA(日本多胎支援協会)
- ☐ NPO法人つなげる
- ☐ 子ども医療電話相談(#8000)
- ☐ かかりつけ小児科の夜間相談先
最後に:このブログのミッション
双子妊娠が分かって、不安でいっぱいのあなたへ。
ぼくも同じでした。「2人同時に育てるなんて無理なんじゃ...」って、何度も思いました。
でも、3年経った今は心から思います。
双子育児は2倍大変だけど、幸せは2乗。
これはマジです。
このブログ「双子のよりどころ」は、
鬱になったり、最悪命を落としてしまう双子のママ・パパをなくしたい。
そのためにぼくが書き残していきます。
しんどいのはママだけじゃありません。パパも一緒に戦っています。どちらが欠けても、双子育児は回りません。
今は記事を書くだけですが、いずれSNSなどで直接お話しできる場も作りたいなと思っています。双子のママパパの「話し相手」になれたらうれしいです。
孤独はしんどい。でも、誰かの体験談を読んで「自分だけじゃないんだ」と思えるだけで、明日の朝、もう少しだけ頑張れる。
ぼくの暗黒期の記録が、あなたのよりどころになりますように。
ではまたっ!