夜の部屋で双子の1人を抱いて授乳する父親と、ベビーベッドで眠るもう1人

どもっ、メロです!

  • 1人に飲ませ終わったと思ったら、もう1人が泣きだす……。
  • 哺乳瓶を洗っているうちに、もう次のミルクの時間。
  • 双子の授乳って、みんなどうやって回してるの?


双子のミルクは、1人分の倍では済まない大変さがありますよね。飲ませて、洗って、また作る。気づけば1日が終わっている...

ぼくも同じでした。当時は「これ、いつ終わる?ほんまに終わる?」と本気で思っていたんです。

育児記録アプリ『ぴよログ』を見返すと、新生児期は2人合わせて1日22回前後の授乳。多い日は28回ありました。

ぼくは11ヶ月の育休を取り、ぴよログを3年以上つけています。この記事では、我が家がミルク地獄をどう回したかを、記録の数字と一緒にまとめました。

この記事を読み終わるころには、絶望のミルク地獄の中でも、少し明るい明日が見えるはず!

📚 目次(タップで開く)
  1. 新生児期は授乳と洗い物で終わる1日
  2. 2人の授乳がずれたとき・重なったとき
  3. 哺乳瓶8本の回し方
  4. ミルク作りの段取りと見直し
  5. 夜は交代制、日中は先回り
  6. 記録で見る授乳回数の変化
  7. まとめ:双子の授乳は、負担を1つ減らすことから

新生児期は授乳と洗い物で終わる1日

洗い桶と水切りかごに並ぶ哺乳瓶

新生児期の我が家は、1日のほとんどを授乳と哺乳瓶洗いに使っていました。

前提として、我が家は生後4ヶ月ごろまで、搾乳した母乳と粉ミルクの混合でした。

当時をふり返ると、「ミルクあげるか、哺乳瓶消毒するか、オムツ替えるか、この3つをひたすら繰り返していた」という感覚です。まずは、その大変さを数字で見てみます。

2人で1日20回以上の授乳

退院してから新生児期が終わるまでの15日間、2人の授乳は合わせて1日22回前後でした。

項目我が家の記録(新生児期・退院後15日間)
1人の授乳回数1日11回前後
2人合わせた授乳回数1日22回前後(多い日は28回)
1回の量60ml前後

※数字はぴよログの中央値。搾乳した母乳とミルクの両方を含み、20分以内に続けて飲んだ分は1回として数えています。

15日のうち12日は、2人合わせて20回以上でした。

授乳の回数だけで1日20回以上。その前後に、ミルク作りと哺乳瓶洗いがあります。

新生児期のある1日(実際の記録)

授乳が2人で23回だった日を、時間帯ごとに並べてみました。

時間帯長女次女
0〜3時0:45、2:150:30、2:25
3〜6時5:05、5:304:40
6〜9時7:257:00、7:40
9〜12時10:15、11:359:45
12〜15時12:4012:20
15〜18時15:00、17:0015:30、17:00
18〜21時19:0020:00
21〜24時21:0523:15

2人の授乳の開始時刻を順に並べると、間隔は最長でも2時間20分でした。

この表に出ているのは、飲ませた時刻だけです。その前後には、ミルク作りと哺乳瓶洗い、妻の搾乳もありました。

この表は、目指してほしいスケジュールではありません。「授乳だけで1日が終わる」と感じているなら、我が家もそうだったと伝えたいんです。

2人の授乳がずれたとき・重なったとき

双子を1人ずつ抱っこしてミルクを飲ませる夫婦

我が家は、2人の授乳時間を無理にそろえませんでした。大人が2人いる時間に2人が同時に泣いたら、同時に飲ませていました。

片方が泣いても、もう片方は起こさなかった

片方がミルクで泣いても、寝ているもう片方を起こして一緒に飲ませることはしていません。

寝たいだけ寝かせてあげた方がいい、と当時のぼくたちは考えていました。日中は妻とぼくの2人がいたので、ずれても対応には困らなかったんです。

先ほどの1日でも、2人の授乳時間はバラバラです。新生児期の記録で見ると、長女の授乳の前後15分以内に、次女も飲んでいたのは約3割でした。

1人が寝たと思ったら、もう1人が泣きだす。新生児期は、ほぼこの繰り返しでした。

「2人同時に飲ませる」家庭も多い

育児情報誌のたまひよでは、双子のママの多くが「同時授乳」をしていると紹介されています。

同時授乳のメリットとして、次の点が挙げられています。(たまひよ:双子・三つ子の授乳ってどうするの?)

  • 赤ちゃんの欲求を同時に満たせる
  • 2人同時に泣いたとき、飲ませていない方を待たせずに済む
  • 生活リズムが整いやすく、次のお世話を予測しやすい

我が家は、授乳時間を合わせない方でした。どちらが正解というより、2人の様子や家庭の人手に合う方を選んでいいと思います。

2人同時に泣いたら、大人2人で同時対応

夫婦2人がいる時間に2人が同時に泣いたら、大人2人で同時に飲ませていました。

大人が1人の時間は、2人に同時に飲ませるのが難しくなります。我が家では、夜の交代制の時間がそれにあたりました。夜の分担は、このあと「夜は交代制、日中は先回り」でまとめますね。

哺乳瓶8本の回し方

消毒容器の4本とトレーの4本に分けた哺乳瓶

我が家は哺乳瓶8本を、2人で分けずに使い回していました。洗って消毒したものを、どちらの子にも使う形です。

2人分に分ける時間なんて、正直ありませんでした。笑

2人分を飲んだら2本、忙しい時期は4本まとめて洗う

2人が1回ずつ飲み終わったら、その2本を洗って消毒液につけていました。

授乳がいちばん多い時期は、2人分を2回、つまり4本がたまったところでまとめて洗います。そのとき、消毒液につけておいた前の分を取り出して、次の授乳に使っていました。

消毒は、ミルトンの消毒液につける方法でした。生後3ヶ月くらいまでは「1日中哺乳瓶を洗浄している感覚」だったのを覚えています。

本数は「洗えるタイミング」と「消毒の時間」で考える

哺乳瓶が何本あれば足りるかは、洗うタイミングと消毒にかかる時間で決まります。

たとえば、我が家で使用していたミルトンは、1時間以上つければ消毒が完了します。一度作った液は、24時間ごとに作り替えるよう案内されています。(ミルトン:よくあるご質問)

つまり、次の本数が同時に必要になる。

  • 洗う前にたまる本数
  • 消毒液につけている本数
  • 次の授乳ですぐ使う本数

我が家は8本でした。2人で1日22回飲むなら、1本を1日に3回前後使う計算です。

足りないと感じたら、まとめて洗う間隔を短くするか、本数を足すのが近道です。哺乳瓶の本数は、出産準備の記事でも紹介しています。(双子の出産準備まとめ)

こすり洗いを減らせたミルクポンW

生後6ヶ月ごろからは、ミルクポンWに切り替えて、こすり洗いの手間が減りました。

ミルクポンWは、洗浄と除菌を一度にできる商品です。ピジョンの案内では、使った哺乳瓶を軽くすすいで、液に1時間つけます。使うときは、調乳の直前に取り出して水ですすぐ流れです。(ピジョン:洗える除菌料ミルクポンW)

それまでは、哺乳瓶を1本ずつ手で洗ってから、ミルトンにつけていました。ミルクのピークは過ぎていた時期でしたが、それでも「本当にラク」と感じたんです。

ただ、哺乳瓶のふちに汚れが残ることはあるので、注意が必要です。使い心地については、『買ってよかったもの』の記事でくわしく書いているのでご覧ください。(双子育児で買ってよかったもの)

ミルク作りの段取りと見直し

保温ポットと湯冷まし用の瓶、粉ミルク缶を並べた調乳スペース

ミルク作りは、時期によってやり方を変えました。生後3ヶ月ごろまでは作り置きでしのぎ、最後は「お湯で溶かして湯冷ましで調整」に落ち着いています。

作り置きは、いまのぼくなら見直すやり方です。当時のリアルとして、正直に書きますね。

生後3ヶ月までは作り置きと保温でしのいだ

生後3ヶ月ごろまでは、ミルクを4本ほど作って冷蔵庫でストックしていました。

泣いてから2人分を作っていたら、間に合わなかったからです。次に飲ませる分は、ボトルウォーマーで温めたままにしていました。

ただ、ミルクの間隔が3時間以上あくようになってからは、毎回できたてをあげるように変更しています!

いま見直すなら、冷蔵と保温は分けて考える

ミルクは、その都度作ってすぐ飲ませるのがいちばん安全です。WHO(世界保健機関)などが2007年に作った調乳ガイドラインでは、事前に作る場合の条件も示されています。(厚生労働省:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン(WHO/FAO作成・仮訳)(PDF))

場面ガイドラインの内容
ミルクを作るとき一度沸騰させた70℃以上のお湯で溶かす
作ったあと2時間以内に飲まなかった分は捨てる
冷蔵する場合すぐに冷やし、5℃以下の専用の冷蔵庫で24時間まで
温め直す場合飲ませる直前に冷蔵庫から出し、温める時間は15分以内
温め直したあと2時間以内に飲まなかった分は捨てる

我が家がやっていた「温めたまま置いておく」保温は、この条件から外れていました。冷蔵と保温は、分けて考える必要があったんですね。

最後に落ち着いた「お湯で溶かして湯冷ましで調整」

最終的には、70℃以上のお湯で粉を溶かし、冷やしておいた湯冷ましで温度を調整する方法に落ち着きました。

この方法だと、泣いてからでも素早くミルクを用意できました。

ただ、お湯と湯冷ましの量は、途中から感覚で合わせていたと思います。量や温度の確かめ方は、使っているミルクの公式の作り方に合わせてください。

和光堂の「はいはい」の場合は、次の流れです。(和光堂:はいはいの作り方)

  • 一度沸騰させた70℃以上のお湯を、できあがり量の2/3ほど注いで溶かす
  • できあがり量まで、70℃以上のお湯か衛生的な湯冷ましを足す
  • 流水などで体温くらいまで冷ます
  • 腕の内側に少し垂らして、温度を確かめる

作り方はミルクの缶にも書いてあるので、一度見直してみてくださいね。

夜は交代制、日中は先回り

夜中に赤ちゃんを抱っこして授乳する父親

我が家は生後2ヶ月目くらいから、夜を交代制にしました。大人が限界だったからです。

新生児期は交代制がなく、夫婦ともに寝られるときに1時間ほど仮眠する程度でした。妻には、2〜3時間に1回の搾乳もあります。夫婦が休む時間を、意識して「つくる」必要があったんです。

夜は時間で区切って交代

夜は、ぼくが22時から翌5時ごろまでを1人で担当していました。その前の18〜22時ごろに、ぼくが先に寝ておく形です。

担当の時間は、泣いたらミルクをあげるのがぼくの役目。その時間帯に、2人同時に泣くこともありました。

そんなときは、「ママ代行ミルク屋さん」という哺乳瓶を支えるクッションを使って、2人同時にミルクをあげていました。先に飲み終わった方のゲップに対応できるよう、飲み始める時間は少しずらしていましたよ。

ただし、全家庭でこの交代制をおすすめするわけではありません。家庭環境や体調によって、合う分け方を見つけてくださいね。

日中は「妻より先に動く」

日中は、ミルクも洗い物も夫婦2人でやっていました。そのうえで大切にしていたのが、「妻より先に動くこと」です。

  • 洗い物がたまっていたら、先に洗う
  • そろそろお風呂だなと思ったら、先に準備する
  • そろそろミルクかなと思ったら、先に作っておく(我が家は作ってから30分以内に飲ませていました)

母乳を出すことだけは、男にはできません。でもそれ以外は、パパが先回りして担えます。妻がやってくれそうなことを先読みして動く。これは本当にオススメです!

そのおかげか、夫婦喧嘩をほぼしたことがありません。パパ側の意識を変える、これは夫婦円満に過ごす一つのコツかもしれませんね!!

夫婦ともに限界を感じたら、手伝ってもらえる先を早めに探しておくと安心です。相談先は「双子育児がしんどい」ときのSOS一覧にまとめているのでご覧ください。

記録で見る授乳回数の変化

朝のテーブルに置いたスマートフォンと2本の哺乳瓶

ミルクで1日が終わる生活、あとどれくらいで終わるんだ...。

ここではそんな方に向けて、我が家の授乳回数の減少記録をご紹介します。もちろん、授乳の回数は月齢が進むにつれて減っていきました!

新生児期20回以上 → 生後3ヶ月12回 → 7ヶ月8回

時期1人の回数2人合わせた回数1回の量
新生児期(退院後)11回前後22回前後60ml前後
生後3ヶ月6回前後12回前後160ml前後
生後7ヶ月4回前後8回前後200ml前後

※ぴよログの中央値。

1日20回以上あった授乳が、生後7ヶ月には8回になりました。

成長とともに1回の量が増え、回数は減っていきました。ここで紹介したやり方で回数が減ったわけではありません。赤ちゃんによって量や回数は違うので、目安の表としては使わないでくださいね。

2人の授乳時間も、少しずつ近づいた

2人が飲み始める時間も、月齢が進むにつれてそろっていきました。

長女の授乳の前後15分以内に、次女も飲んでいた割合です。

時期割合
新生児期(退院後)約3割
生後3ヶ月約7割
生後7ヶ月約9割

これは「2人同時に飲ませた割合」ではなく、飲み始めた時刻が近かった割合です。

新生児期はバラバラだった2人も、生活リズムが整うにつれて、授乳の時間が近づいていきましたよ!

まとめ:双子の授乳は、負担を1つ減らすことから

哺乳瓶を前に話し合う夫婦

新生児期の我が家は、2人合わせて1日20回以上の授乳を、ミルク作りと哺乳瓶洗いとセットで回していました。

どこから手をつけるか迷ったら、いまいちばん時間を取られている作業から選んでみてください。

まずは今夜、哺乳瓶の本数・洗い方・ミルク作り・夜の交代のうち、1つだけ夫婦で見直してみてくださいね。

我が家も、「いつ終わる?」と思いながら毎日を回していました。それでも回数は少しずつ減り、生後7ヶ月には1日8回になっています。

この記事で紹介しているのは、あくまで我が家の一例。授乳回数の減り方は、赤ちゃんによって違います。

ぼくたちも本当にしんどかった。でもいまでは「あの新生児期は暗黒期だったよね〜」と妻と笑い合っています。

周りを頼りながら、夫婦一丸となって乗り切ってください!

ではまたっ!