夫婦が双子に1人ずつ離乳食を食べさせるイラスト

どもっ、メロです!

  • 双子の離乳食、何から始めればいいの?
  • 毎日の献立を考えて、2人分も作れるかな……
  • 2人にどうやって食べさせればいい?


授乳だけでも毎日バタバタなのに、そこへ2人分の離乳食が加わる。想像するだけで不安になりますよね。

ぼくも離乳食を始めるときは、右も左もわからない状態でした。ミルクしか飲んだことのない赤ちゃんに、何を食べさせればいいのか。どんなスケジュールで進めればいいのか。正直、かなり焦りました。

そんな我が家を助けてくれたのが、『うたまるごはん』の離乳食の本です。

献立は本をお手本にし、2人分をまとめて作って冷凍。食事は夫婦で1人ずつ担当していました。

この記事では、大人2人で双子の離乳食を進めた我が家の段取りを紹介します。

ちなみにぼくは11ヶ月の育休を取り、双子が0歳の1年だけで2万1,476件の育児記録を残しています。離乳食も、夫婦で一緒に乗り越えてきました。

使った道具だけ知りたい方は、「我が家で使った離乳食グッズ」から読んでくださいね。

📚 目次(タップで開く)
  1. 献立に迷ったら、まずは1冊をお手本に
  2. 我が家で使った離乳食グッズ
  3. 2人分の離乳食は、まとめて作って冷凍
  4. 食事は夫婦で1人ずつ担当
  5. 食べた食材と進み具合は、夫婦で共有
  6. 双子の離乳食でよくある疑問
  7. まとめ:双子の離乳食は、献立と段取りから

献立に迷ったら、まずは1冊をお手本に

献立の本と2人分の離乳食の器のイメージ

毎日の献立、何を作ればいいのか全然わからない……。離乳食を始める前は、まずそこで手が止まりますよね。

我が家は毎日の献立をゼロから考えず、1冊の本をお手本にして進めました。使ったのは『うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食』です。

「今日は何を食べさせよう?」を毎日考えなくていい。それだけで、準備がずいぶん進めやすくなりました。

ちなみに、献立に迷う悩み自体は双子に限らないと思います。ただ双子の場合は、その献立を2人分そろえる必要があります。だからこそ、迷う時間を減らせる「お手本」があると助かりました。

我が家は「うたまるごはん」を活用

この本には、毎日の献立と使う食材がまとまっていました。ミルクしか知らない赤ちゃんに何を食べさせるか。その答えが毎日わかったので、ほんまに助かりました!

使い方はシンプルで、まずは本のとおりに真似してみること。当時の考え方を振り返ると、こんな感じでした。

右も左もわからないから、まずは素直にやってみる。疑問が出てから柔軟に対応する。

まずはお手本どおりに進めてみて、困ったら調整する。これくらいの気持ちで始めてよかったと思っています。

献立とスケジュールがわかる本選び

ほかの本も検討するなら、レシピの数より「いつ・何を食べさせるか」がまとまっているかを見るのがおすすめです。

ぼくが一番困ったのは、料理の作り方よりも「何を・どの順番で」がわからないことでした。なので本を選ぶときは、次のような点を確認してみてください。

ぼくは何冊も比べたわけではないので、どの本が一番とは言えません。大切なのは、迷ったときに開ける「お手本」を1冊決めておくこと。書店や図書館で中身を見て、続けられそうなものを選んでみてくださいね。

本を軸に、2人それぞれに調整

本はあくまで土台です。食べ具合や食べられる食材は、2人それぞれに合わせていました。

双子でも、食べ具合が同じとは限りません。我が家では食べられる食材も別々でした。なので、2人を同じペースにそろえることは目標にしなくていいかなと思います。

本のおかげで「次に何をするか」は決まります。そのうえで、目の前の2人の様子を見て、少しずつ調整していきました。

2人で食べられる食材が違った経験は、このあと「双子でも、食べられる食材は別々」で紹介しますね。


我が家で使った離乳食グッズ

離乳食の調理と保存に使う道具のイメージ

離乳食を始めるには、何を用意すればいいの……? 初めてだと、そこから迷いますよね。

我が家が実際に使ったモノを紹介します。最初から全部そろえず、必要になったら買い足していました。

本にも準備物は載っています。ここでは、我が家で使った商品と数を中心にまとめました。

用途我が家で使ったモノ数・時期
調理BRUNOのブレンダー1台
冷凍保存リッチェルのフリージングブロックトレー15ml・25ml・50ml(下の表を参照)。80mlは成長後に追加
食器コンビの離乳食セット(スプーン・フォーク付き)2セット買ったと記憶
家のエプロンベビービョルンのエプロン2つ
外出のエプロンGLLQUEN BABYのナイロンの食事エプロン外出時に使用
椅子Hugmuuのローチェア→Yamatoyaのすくすくローチェア2脚
自分で食べる時期の食器シリコン製の吸着型食器自分で食べ始めてから

調理はブレンダー、保存は小分けトレー

調理にはブレンダー、冷凍には小分けできるトレーを使っていました。

ブレンダーはBRUNOのものです。ただ、この機種でないとダメというわけではありません。ネットで調べて、評価のよいブレンダーを選べば十分だと思います。

冷凍にはリッチェルのフリージングブロックトレーを使いました。最初にそろえるなら、ぼくのおすすめは次の枚数です。

容量トレー本体2枚入り商品なら
15ml4枚2パック
25ml4枚2パック
50ml2枚1パック

この数は、ぼくがおすすめする準備の目安。当時の購入数を正確に数えたものではありません。

ちなみに、1パックに入っている枚数は商品によって違う場合があります。購入するときは、パッケージの入り数を確認してくださいね。

月齢が上がってからは、80mlのトレーも買い足しました。最初から大きいサイズまでそろえず、必要になったら追加すれば大丈夫です!

食器とエプロンは、セットで準備

食器はコンビの離乳食セット、エプロンはベビービョルンを2人分そろえて始めました。

食器はスプーン・フォーク付きのセットを、2セット買ったと記憶しています。エプロンも2つ。この組み合わせで始めて、とくに不自由はありませんでした。

食器は、離乳食用のものであれば十分だと思います。一方でスプーンは、赤ちゃんの口に合う大きさかを確認してほしいです。

迷ったら、ベビー用品店で店員さんに相談してみるのもおすすめです!実物を見ながら選べるので安心ですよ。

ちなみに外出するときは、GLLQUEN BABYのナイロンの食事エプロンを使っていました。外出時の持ち物は、『双子のお出かけ準備』の記事にまとめています。

椅子は座りやすさで見直し

椅子は途中で、足を置いて安定して座れるローチェアに買い替えました。

最初はHugmuuのローチェア4点セットを使っていました。その後、Yamatoyaのすくすくローチェアを2脚そろえています。足元を支えて、安定して座れる形にしたかったからです。

離乳食は、2人が同時に座って食べる時間が毎日あります。座る姿勢が安定するかどうかも、椅子選びで見ておきたいポイントです。

買い替えの詳しい理由は、『双子育児で買ってよかったモノ』の記事で紹介しています。

自分で食べ始めたら、吸着型の食器

子どもが自分で食べ始めてからは、シリコン製で吸着型の食器が便利でした。

自分で食べるようになると、器をひっくり返したり落としたりしがちです。テーブルにくっつく吸着型は、倒れにくいのが助かりました。シリコン製なので、落としても割れにくいのもうれしいポイントです。

ただ、吸着型でも外れることはあります。食べているあいだは、そばで見守ってくださいね。

ちなみに吸着型の食器は、離乳食を始めるときから必要なモノではありません。自分で食べ始めてから、検討すれば大丈夫です。


2人分の離乳食は、まとめて作って冷凍

小分けトレーで2人分の離乳食を冷凍するイメージ

毎食2人分を作るなんて、続けられる気がしない……。そう感じる方も多いと思います。

「うたまるごはん」の本には、1週間ごとの献立と、まとめて作って冷凍する方法が紹介されています。出版社の紹介記事でも、1週間分の献立をまとめて調理し、冷凍しておく使い方が説明されていました。(Gakkenの紹介記事:うたまるごはんの1週間フリージング献立)

我が家もこの本の方法を参考に、双子2人分を用意していました。

流れにすると、次のとおりです。

本の分量を2人分に

我が家は、本に載っている分量を2倍にして作っていました。

ここで言う2倍は、双子2人分を作るための調理量です。1人に2倍の量を食べさせるわけではありません。

本の献立をそのまま使えるので、2人分でも「何を作るか」で迷わずに済みました!

仕込みは、数日に分けてもOK

ぼくの記憶では、5日ほどに1回を目安にまとめて作っていました。

ただ当時の日記を見返すと、何日かに分けて作った記録も残っています。毎回きっちり同じ周期だったわけではありません。

本は1週間ごとの献立ですが、我が家の仕込みはその時々でバラバラでした。1回で全部作れなくても、数日に分けて作れば大丈夫です。家族の予定や体力に合わせて、作るタイミングを決めてみてくださいね。

保存と解凍の基本も確認

冷凍した離乳食は、1週間を目安に使い切り、食べる分だけ再加熱するのが基本です。

赤ちゃんは大人より抵抗力が弱いので、保存と解凍には大人用とは違う気遣いが必要です。小樽市の資料では、次のような注意点が案内されています。(小樽市:離乳食のフリージング)

ちなみに、我が家の「5日ほどに1回」は仕込みのペースです。保存できる期間とは別のものとして考えてくださいね。


食事は夫婦で1人ずつ担当

夫婦で双子に1人ずつ離乳食をあげるイメージ

作ったはいいけど、2人にどうやって食べさせればいいの……? 実際の食事の場面も気になりますよね。

我が家は夫婦がそれぞれ1人ずつ担当して、2人同時に食べさせていました。

特別な工夫というより、大人が2人いるときの自然な分担です。食事の場面を想像する参考にしてもらえたらと思います。

我が家は2人同時に食事

離乳食の時間は、夫婦で1人ずつ受け持って同時に食べさせていました。

大人が1人ずつつくので、それぞれの子の食べるペースに合わせやすい形です。

作る担当以外も、作り方を把握

離乳食づくりは、妻が7割、ぼくが3割くらいの分担でした。

これはぼくの回想による、だいたいの割合です。ここは、妻の方が料理が上手で早かったので、完全に甘えていたのが本音です。妻よ、ごめんなさい。

ただ、ぼくが大切だと思っているのは妻が中心でも、パパも一通りは作れるようにしておくこと。

作る担当を決めていても、もう1人が作り方を知っていれば安心です。本のどこを見れば今日の献立がわかるか。それだけでも夫婦で共有しておくといいと思います。


食べた食材と進み具合は、夫婦で共有

食べた食材の情報を夫婦で共有するイメージ

この子、これってもう食べたっけ……? 2人いると、それぞれの進み具合がごちゃまぜになりがちです。

双子でも、食べた食材や進み具合は1人ずつ違います。どちらの親でも答えられるように、夫婦での共有は大切です!

双子でも、食べられる食材は別々

我が家では、卵の進め方が長女と次女で違いました。

きっかけは、次女が卵を食べたあとに赤みが出たことです。受診して検査を受け、卵白のアレルギーがわかりました。

次女のことを受けて、長女も卵をいったんお休みしました。その後、長女は検査の結果を見ながら、医師の説明を受けて少しずつ再挑戦。次女はもっとあとの時期に再開し、その後の受診で除去を解除してよいと言われています。

ここで紹介したのは我が家の経過で、再開の時期や量の目安ではありません。アレルギーが疑われるときは、自己判断せずに医師へ相談してくださいね。

双子だからといって、食べられる食材まで同じとは限りません。調理はまとめても、何を食べられるかは1人ずつ見ていく必要がありますよ!

「ステップ離乳食」で情報を共有

我が家は「ステップ離乳食」というアプリで、離乳食の情報を夫婦で共有していました。

このアプリでは、離乳食の進み具合やアレルギー情報を家族で共有できます。(カラダノート:ステップ離乳食の家族共有機能)

共有しておきたい理由は、病院へ連れて行くのが片方の親だけのこともあるからです。そんなときも、食べた食材や進み具合、アレルギーのことを答えられるようにしておきたい。ぼくはそう考えています。

アプリでもメモでも、共有する項目の例は次のとおりです。

この項目は、我が家の考えをもとにした一般的な例です。どの方法でも、どちらの親が見ても2人分の状況がわかる形にしておくのがおすすめです!

初めての食材は、受診できる時間に

次女に赤みが出たときは、今でも思い出せるほど焦りました。

救急車を呼ぶべきか迷い、病院に電話してから向かいました。ベビーカーに乗せて、近くの病院へ急いだのを覚えています。

この経験があるので、いまも初めての食材を試すときは次のことを考えています。

  • 病院の診療時間内か
  • 親がすぐ動ける状態か
  • 翌日の予定にも余裕があるか


翌日の予定は、我が家が安心するための備えです。何かあったときに動ける時間を選ぶだけで、気持ちがずいぶん違いますよ。

食物アレルギー研究会も、初めての食物は体調のよいときに少量から与えるよう案内しています。また平日の昼間に与えると、症状が出た場合に受診しやすいとしています。(食物アレルギー研究会:食物アレルギーの栄養食事指導の手引き2022)


双子の離乳食でよくある疑問

離乳食の疑問を確認するための本と食器のイメージ

ここからは双子の離乳食について、よくある疑問を5つまとめました。

離乳食は2人同時に始める?

2人の様子を見て、それぞれ始めるサインが出ているかを確認しましょう。

国の授乳・離乳の支援ガイドでは、開始の時期は生後5〜6か月ごろが適当とされています。首のすわりがしっかりして寝返りができ、5秒以上座れることなどが目安です。ただし月齢はあくまで目安で、個人差があります。(こども家庭庁:授乳・離乳の支援ガイド)

早産で生まれた場合は、同じ発達段階に達した時期が1つの目安です。フォローアップしている医療機関に相談してみてくださいね。(群馬県:離乳食を始めるのはいつ)

食べる量や進み方が違っても大丈夫?

双子でも、2人の進み方をそろえる必要はありません。

国のガイドでも、子どもの発育や発達には個人差があるとされています。我が家も、食べられる食材は2人で違いました。

ただ、食べる量や体重の増え方が気になるときは、1人で抱え込まないでください。健診のときや、自治体の保健センターの栄養相談などで相談してみてくださいね。2人の違いの例は「双子でも、食べられる食材は別々」で紹介しています。

ベビーフードを使ってもいい?

手作りだけにこだわらず、市販のベビーフードも選択肢の1つです。

国のガイドでも、ベビーフードを上手に使って作る負担が軽くなるなら、それも1つの方法とされています。

使うときは、月齢や固さが合うものを選びましょう。与える前に一口食べて、味や固さ、温度を確かめることも案内されています。また、ベビーフードだけで1食をそろえると栄養のバランスが取りにくい場合もあります。主食・主菜・副菜がそろうように組み合わせてみてくださいね。(こども家庭庁:授乳・離乳の支援ガイド)

ちなみに我が家の双子は、市販のベビーフードは一切食べませんでした!(泣)なので外出時は、毎回冷凍の離乳食を持参していたのを覚えています。大変だったな...

作り置きが追いつかないときは?

一度に全部作ろうとせず、仕込みを数日に分けてみましょう。

我が家も、数日に分けて作っていた時期がありました。進め方は「仕込みは、数日に分けてもOK」で紹介しています。

それでも追いつかない日は、市販のベビーフードを組み合わせるのも1つの方法です。冷凍したものは1週間を目安に使い切れるよう、作る量も調整してみてくださいね。

本当に疲れて作れない日は、ベビーシッターさんに頼るのもありだと思います。2人を見てもらっているあいだに、作り置きをしたり少し休んだりできます。

ぼくは引っ越しのときにシッターさんを頼んだことがあります。ただ当時は、離乳食で疲れたときの選択肢としては考えていませんでした。今振り返ると、知っていれば使っていたかもしれないなと思います。

シッターさんを頼んだときの体験は、『「双子育児がしんどい」ときのSOS一覧』の記事にまとめています。

2人の食事の時間はそろえる?

我が家は2人の時間をそろえて、同時に食べさせていました。

国のガイドでは、食事を規則的にとって生活リズムを整えることが、離乳を進める目標の1つとされています。(こども家庭庁:授乳・離乳の支援ガイド)2人の時間がそろうと、温めや片付けもまとめやすくなります。

ただ、どちらかが寝ていたり機嫌が悪かったりと、いつも同時にできるとは限りません。無理にそろえず、その日の2人の様子に合わせてくださいね。我が家の食事の様子は「我が家は2人同時に食事」で紹介しています。


まとめ:双子の離乳食は、献立と段取りから

夫婦で2人分の食事を準備するイメージ

双子の離乳食は、2人分だからこそ「毎日何を作るか」で迷わない仕組みが大切です。我が家が大事にしていたのは、次の3つでした。

ぼくは、お手本の1冊があったから献立に迷う時間を減らせたと実感しています。

最初は不安でいっぱいでも、献立と段取りが決まれば少しずつ慣れていきます。まずは参考にする1冊を決めて、最初の食事の準備を夫婦で確認してみてください。

2人が初めて食べてくれる日を、家族みんなで楽しめますように!

ではまたっ!